投票の結果、最優秀賞(1位)に「mos」、優秀賞(2位)は「ヒトデザゲ☆」が選ばれました。
つづく表彰式において、上位2チームには中村市長から表彰状が贈られ、会場からの拍手でその栄誉がたたえられました。この表彰式をもって「最終プレゼンテーション」、そして「西尾駅にぎわいプロジェクト」が終了しました。学生たちのがんばりに、心からの拍手を送ります。
西尾市の地形を模した家具が設置された空間をプレゼン。夜間には家具が照明となるなど、時間変化も考慮され、さまざまな視点から考えられた「mos」のプランは完成度が高く、アンケートでも世代を超えた支持を集めていました。
チームメンバーは普段から幼稚園でのボランティアなど子どもを対象とした活動を行っているため、ペデストリアンデッキに隣接する公園に着目。公園利用者も気軽に使える休憩所を提案しました。多数の若者らしいアイデアも盛り込まれ具体案としてたいへん充実していることから、今後の事業にそのアイデアも生かされるでしょう。
西尾駅ペデストリアンデッキは市民の夢をよりよい形で実現する「まちづくり」の実験場としての役割を秘めています。
「若者たちに、本当に手ごたえのあるまちづくりへの参加体験を届け続けたい」
「西尾駅にぎわいプロジェクト」はそんな可能性に満ちた事業なのです。
■中村市長、長岡勉氏を囲んで最終プレゼンテーションに参加した学生たち